老人保健施設に応募する際の履歴書

筆記用具

履歴書は第一印象を決める重要な書類です。文字は見やすいようにできる限り丁寧に書くようにしてください。筆記用具選びも重要なポイントになります。鉛筆やシャープペンシルではなく、ボールペンを使いましょう。最近は消せるボールペンもありますが、万が一のことを考えて使用は避けてください。また、文字がにじまないように水性ではなく油性のボールペンにしましょう。
記載内容に間違いがあった場合は、修正液や修正テープは使わずに定規で二重線を引いて訂正印を押し、その上か下に正しい内容を記載してください。すべての項目を書き終わったらしっかり見直して、誤字や脱字、記入漏れなどがないかを確認しましょう。

基本項目

日付に記載するのは履歴書の提出日です。郵送の場合は投函日を記載してください。住所は省略せず都道府県からマンション名まで正式名称で記載しましょう。学歴・職歴についてですが、小中学校は記載しなくても大丈夫です。高校以降から、入学と卒業を交互に記載してください。学校名も省略せずに正式名称で記載します。職歴欄はこれまで働いてきた会社の入職と退職を交互に記載します。退職については辞めた理由を明記する必要がありますが、細かく記載するのではなく「一身上の都合により」などと書けば大丈夫です。

資格

免許や資格の欄は自分をアピールできる重要な項目です。仕事をする上で役に立つ資格は必ず記載するようにしてください。また、まだ取得はしていなくても勉強中なのであれば、その旨も記載しましょう。その際にはいつ頃取得予定なのかを明記してください。仕事に関係のない資格をたくさん記載しても意味がありません。採用担当者にアピールできる資格であるかどうかを考慮した上で選びましょう。

特技・趣味

他の応募者と差をつけるためには、特技・趣味の欄が重要になります。特技・趣味をただ羅列するだけでは印象に残らないので、具体性のある書き方を意識してください。その際に重要なのが、仕事との関連性があるかどうかです。関連性のある内容であれば、採用担当者の目に留まりやすいでしょう。

志望動機

必ずチェックされるのが志望動機です。志望動機は一貫性のある内容にすることを意識してください。「数ある応募先の中からなぜここを選んだのか」を明確にすることが大切です。そのためには応募先となる事業所のことを事前に調べておかなければなりません。介護方針や理念などを理解した上で、自身の志望動機と結びつけましょう。